爪を噛む癖は あごに負担

顎が痛いので筋肉を鍛えようと硬い物を噛んでた!と知人に言われました。

これは間違いです。今すぐ やめましょう。

まず顎が痛い時は なるべく顎を休めましょう。

そうは言っても『顎を完全に休める』は 無理です。

顎を使っていないと思っていても実は無意識に使っています。

顎を使っているのは どんなとき?

1正常に顎を使う

唾液を飲み込むとき

唾液は絶えず口の中に出ています。(唾液の分泌と言います。個人差もありますが一日1リットル〜1.5リットル分泌されています。)口の中に出た唾液は飲み込んでいます。飲み込むときは奥歯が噛んでいます。約1リットルの唾液を飲み込むために一日何回も噛んでいます。

食事のとき

2仕方がないが顎を使う

スポーツ

発声練習、歌を歌う

管楽器を吹く

顎に挟む楽器(ヴァイオリンやヴィオラ) 

寝ている時の歯ぎしり

3見直すことでやめられのに顎を使う

横向き寝 うつ伏せ寝

テレビを見る時やソファーでくつろぐときに横向きで過ごす。

高い枕 硬い枕

片側の歯ばかりで噛む

硬い食べ物を噛む

4悪い癖で顎をつかう

歯の接触癖(リラックスして上下の歯が触れている癖)

舌の悪習癖(舌の位置が悪い)

唇や頬の内側を噛む

食いしばり

爪を噛む

うつ伏せでの読書

頬杖をつく

痛みがある時は止められることはできるだけ止めます。

痛みが治ったとしても3、4番目は止めましょう。

歯科の治療について

ここでは歯の疑問や大切さについて書いていきますが 歯科での治療は個々の患者さんの状態によって

行われるもので同じ方であっても その時々の状態で変わります。 

また歯科治療の進歩によっても刻々と変わっていきます。

このブログではデンタルIQを上げることや お口の状態を日々のセルフケアで改善することを目指し

ています。歯科での説明を理解でき治療の選択に迷わない手助けになれば嬉しいです。