赤ちゃんは鼻呼吸で生まれて どうして口呼吸になるの?
口呼吸の弊害 → https://sikaiinn.com/bonyuutomiruku/
新生児の時に上手にできていたはずの鼻呼吸が口呼吸になることがあります。
赤ちゃんが口呼吸になるのは どんな時?
鼻づまり
鼻づまりがカゼによるものなら一時的なものでカゼが治れば また鼻呼吸できますが鼻づまりは早く治してあげましょう。
アレルギー性鼻炎 1歳過~2歳になるとみられることもあります。
(もう少し大きい月齢になると扁桃肥大3歳ころ~アデノイド肥大2歳ころ~も鼻づまりの原因になります。)
鼻の病気で鼻呼吸ができない場合は まず鼻の治療をしましょう。
口や唇の動きが未発達なために お口が開いてしまう。
抱っこをするときの赤ちゃんの姿勢が良くなるように工夫しましょう。
お口を閉じる筋力が弱い
離乳食の工夫
離乳食をあげる時にスプーンを口の中に入れ流すように入れると赤ちゃんが口の筋肉を使えません。
下唇にスプーンの背をのせるように当てて赤ちゃんが自分で上唇を動かして食べ物を持っていくのを待ちます。
スプーンを抜く時には上唇にこすりつけないように抜きましょう。
慣れてくると赤ちゃんが筋肉を使っていると実感できます。
飲み物の工夫
母乳を吸うことで お口の筋力をつける。
哺乳瓶の乳首を吸う力をつけるタイプをつかう。
コップで飲む練習 上下の唇を使い舌を引き上げ正しい舌の位置を覚えられます。生後7~8か月ころから徐々に始めえると良いでしょう。
おしゃぶりを上手に使う
おしゃぶりのメリットと言えば、グズっている赤ちゃんを泣き止ませてあげるということでしょう。
おしゃぶりをすると赤ちゃんはリラックスし精神的な安定を得ることができます。
お口の健康からみたメリットもあります。
- 鼻呼吸の習慣がつく
- 口の周りの筋肉がつく
- 舌の発達
- あごの発達
歯科の治療について
ここでは歯の疑問や大切さについて書いていきますが 歯科での治療は個々の患者さんの状態によって
行われるもので同じ方であっても その時々の状態で変わります。
また歯科治療の進歩によっても刻々と変わっていきます。
このブログではデンタルIQを上げることや お口の状態を日々のセルフケアで改善することを目指し
ています。歯科での説明を理解でき治療の選択に迷わない手助けになれば嬉しいです。