母乳・ミルク?
赤ちゃんを迎える前に母乳で育てるのかミルクで育てるか考えます。母乳で育てようと決めても母乳が出るのか母乳が出ないのか、母乳が足りるのか?出産してみないと分からず不安になります。
私の場合ですが不安やストレスは大敵なので考えてもしょうがないと考えず哺乳瓶や消毒できる器具などを用意しました。
結果から言えば完全母乳で全く使わず 産院で粉ミルクや哺乳瓶をもらえたので買う必要はないどころか余ってしまいまいた。
これから出産の方は産院で聞いてみるといいかもしれません。
母乳のメリット・デメリット ミルクのメリット・デメリットについては たくさん書かれているので別の視点から考えていきましょう。
お口の健康から母乳かミルクか?
その前に まず呼吸につい説明します。哺乳動物は鼻で呼吸をする鼻呼吸ですが人間だけが口でも呼吸をしています。人間も本来の呼吸は鼻呼吸なのに多くの人が口で呼吸をしているのです。
哺乳動物にとって鼻は息をする器官 口は食べるための器官です。
新生児期の赤ちゃんは口で母乳やミルクを飲みながら息をしているので鼻呼吸をしています。
口呼吸はうまくできません。成長する中で体に悪い口呼吸を身につけてしまうのです。
鼻呼吸するためには舌を上あごに付けるため舌の力(筋力)が必要です。
おっぱいを吸うためには、とても複雑な舌やあごの動きと力が必要です。哺乳瓶の乳首を吸う60倍もの力を使っています。一生懸命おっぱいを吸うことで、あごの力がつくと言われています。
赤ちゃんの お口の機能を育てるためには母乳で育てた方が良いという点で母乳育児は お勧めです。
生まれ持った鼻呼吸を守りたい。
口呼吸は様々な症状を起こすと言われています。呼吸は自律神経と密接な関係があるからです。
口呼吸(こうこきゅう)が引き起こす病気や症状
- アトピー性皮膚炎
- 気管支炎
- 気管支喘息
- 虫歯
- 歯肉炎・歯周病
- うつ症状など精神的症状
- 糖尿病
- 肩こり
- 肺炎
- インフルエンザ
- 風邪
- 花粉症
- 鼻炎
- 高血圧
- 過敏性腸症候群
- 胃炎
- 口内炎
- 歯列不正
- 便秘
- 痔
- 睡眠時無呼吸症候群
- 冷え症
- 虫垂炎
- 頭痛
- 下痢
- 腰痛
- 口の乾燥
- 顔の老化など
ミルクで育てたら
お口の健康から考える母乳のメリットを書きましたが母乳で育てても口呼吸になることもありますし
ミルクで育てると口呼吸になるわけではありません。哺乳瓶でも飲む力をつけるタイプもあります。
また離乳食期で口呼吸になることも。
母乳で育てなければならない母乳が出ないと悩んでストレスをためるのは良くありません。
ミルクで育てるメリットもありますので ご自身にとって最も良い選択ができる参考になれば嬉し
いです。
完全母乳で思ったデメリット
私の場合、ありがたいことに完全母乳で子育てができメリットを感じたので人にも勧めています。
デメリットというとほど大げさではないのですが敢えて言えば困ったこと。
- 沐浴後に哺乳瓶から白湯を受け付けずスプーンで与えた(生後6ヶ月までの赤ちゃんに母乳・ミルク以外のものは必要ないともいわれています。)
- 体調を崩して母乳を上げられない時に哺乳瓶から飲まず産院で相談したら先生に「おなかが空いたら飲みますよ」と言われた。 やっと飲んでくれたら今度は排便が なかなかできずコチコチの便がでた。
- 授乳回数が恐ろしいほど多い。
- スパウトマグ(幅広な乳首)も やや嫌いで早めにストローマグに移行したが こぼすので手がかかも った。