なぜ海外留学保険の歯科治療費用(特約)を付けないの?
体の病気と違って むし歯や歯槽膿漏、顎関節症などの ほとんどの口の病気はセルフケアとセルフメインテナンスで予防と管理が可能だからです。
むし歯や歯槽膿漏は予防できる病気です。
歯の治療に お金と時間を費やすのではなく定期的な歯科検診で予防しましょう。
自分の口を知ろう
ご自身の口の中を観察してみて下さい。
大人の歯は親知らずを除けば上の歯14本下の歯14本合計28本です。
治療してある歯があるのか?
歯が何本あるのか?
どの歯が治療してあるのか?
治療は白い詰め物(レジン充填)部分的な金属の詰め物(インレー、アマルガム)歯の全体を被せたもの(クラウン)隣同士の歯がつながっている被せもの(連結クラウン、ブリッジ)があります。
被せたものには素材別に金属、レジン、ハイブリットセラミック、セラミックなどがあります。
親知らずがあるのか?
親知らずは生えているのか?(上下の親知らずが噛み合っている?全部生えている?半分埋まっている?)
歯の神経を抜いているか?
治療した歯がある場合はセルフケアとセルフメインテナンスは難しくなります。
治療してある歯は 再度むし歯になりやすい。
治療してある歯は 歯槽膿漏になりやすい。
残念なことに治療によって むし歯や歯槽膿漏のリスクが高まります。
リスクが低い方から
治療は白い詰め物(レジン充填) 部分的な金属の詰め物(インレー、アマルガム)< 歯の全体を被せたもの(クラウン)< 隣同士の歯がつながっている被せもの(連結クラウン、ブリッジ)
親知らずがないとセルフケアが簡単ですが親知らずが生えていると むし歯と歯肉の炎症のリスクが高まります。
リスクが低い方から
上下の親知らずが噛み合っている < 全部生えている < 半分埋まっている。
むし歯がない。治療した歯がない。歯が痛くなったことがない。
痛くない場合でも歯槽膿漏になっている場合があります。
歯槽膿漏は痛みがなく進行し痛みが出たときでは かなり歯槽膿漏が進行しています。
むし歯になる菌と歯槽膿漏になる菌は種類が違うため むし歯菌を持っていなくても歯周病菌を持っている人が居ます。
1度 歯科に受診して お口の健康状態をチェックしましょう。
どんなに きれいに歯を磨いていても歯石は必ず付きます。定期的に歯科に受診し歯石を取りましょう。
歯のみがき方は自己流になりがちです。
歯のみがき方は癖があり汚れが同じ場所に付いていることが良くあります。
むし歯の治療が終われば安心ではない
治療をしてきれいになった口の中でもリスクは 増えたと考えてください。
大事なのは歯槽膿漏にならない、1度治療した歯をむし歯にしないこと。
正しい口腔ケアができているのかの確認と自己流の間違った口腔ケアにならないために定期的に歯科でチェックを受けましょう。
どんなに高いお金をかけても長い時間をかけて治療しても その歯は天然の歯には勝てないのです。
1本でも多く健康な天然の歯を残しましょう。
歯をみがいて歯がきれいになったら歯の表面を舌で触るとツルツルします。
毎日歯のザラザラを落としてから寝る習慣身にをつけましょう。
ケガで歯が折れるなど予期せぬ事態が心配な方は万が一に備え保険をかけましょう。